あほな話

あほな話

生物や宇宙の妄想話

 彼女は理系の人で、自然科学が好きだ。
彼女は昔からよくこんな話をしていた。
 生物は自らの姿を変えて進化しただけじゃない。
遭遇した別の生物と合体することでも進化した。
生物同士はまず食うか食われる関係になる。
しかし、食われても消化されず、自分を食ったやつの
体内に寄生するやつがいたりする。それとは少し違って
共生関係になったりもする。そうして命をつなげるうちに
両者の遺伝子が混ざることが起きて一体化していく。
高等な生物ほど、多くの種が一体化して複雑になった。
多くの生物に共通する特徴は「穴と袋」で、
原始的生物は穴を持つ袋だけの姿だったと思う。
 宇宙にも親子があって、誕生した宇宙が成長して
ブラックホールができると、それが子宇宙になる。
親宇宙のブラックホールの中に子宇宙があり、
それは親宇宙とは異なる次元にできていて、
物理法則も親宇宙とは異なる。だから、
この宇宙も無から誕生したのではなく、
すべては親だった宇宙から来ている。
しかし、親宇宙の親の親の…とさかのぼると
最初にはやはり「無」の壁に突き当たる。
しかも本当は、何時もどこにも何も存在しないのに、
「存在していると見なす」とでもいうような
偽りによって、すべてが生み出されるのだ。

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カボチャ

ほんまかいな?